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「馬鹿はカゼをひかない」とはよく聞く言葉だが、意外なことに辞典などにはあまり載っていない。
その意味するところもいろいろで、「頭が悪い代わりに体が丈夫だからカゼをひかない」、「馬鹿な人はカゼをひいたことさえ気がつかない」という失礼な説や、「神経質な人よりも、リラックスして過ごしている人のほうが病気にかかりにくい」とする説もある。
逆に「夏カゼは馬鹿がひく」という言葉もあり、こちらは、「本来冬にひくはずのカゼに、夏にかかるウッカリ者」という意味。昔は「カゼは寒い冬にひくもの」という思い込みがあったことから、こうした言葉が生まれたのだろう。
昔から何かとからかいの対象にされてきたカゼだが、現代でもいちばん身近な病気であることには変わりがない。なにしろ、「毎年1人あたり平均5〜6回カゼをひく」といわれるほどなのだ。